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玄関ドア交換に使える補助金【2026年】国と東京都の制度・費用相場

この記事は、官公庁・法令・メーカー公式情報などの一次情報と出典を確認したうえで、リフォーム相場ナビ編集部が作成・更新しています。編集方針については運営ポリシーをご覧ください。

この記事のポイント

  • 断熱性能を満たす玄関ドアのカバー工法・はつり工法による交換は、国の「先進的窓リノベ2026事業」(住宅1戸あたり上限100万円)と東京都の「既存住宅における省エネ改修促進事業」(1住戸あたり上限200万円、断熱防犯窓の場合300万円)の対象になり得る
  • 国の制度は登録リフォーム事業者等を通じた申請のみで、消費者本人が直接申請することはできない
  • 玄関ドア交換の費用相場はカバー工法・片開き・断熱なしで24万〜43万円、断熱K2仕様で32万〜45万円(工事費込み、SUUMO調査)
玄関ドア交換の費用相場(カバー工法・片開き・工事費込み)

出典:SUUMOリフォーム費用・価格相場情報(玄関ドア・カバー工法、2019年4月リフォーム実施者調査)|補助金の上限額は本文参照(国は1戸100万円・東京都は1住戸200万円が上限)

玄関ドアを断熱性の高いものに交換する場合、国や東京都の補助金の対象になり得ます。ただし「対象になり得る」のであって、すべてのドア交換が無条件で対象になるわけではありません。この記事では、2026年8月5日時点で確認できる国の「先進的窓リノベ2026事業」と東京都の「既存住宅における省エネ改修促進事業」の内容、玄関ドア交換の費用相場を整理します。最新の公募状況・詳細要件は必ず公式サイトでご確認ください。

国の制度:先進的窓リノベ2026事業

「先進的窓リノベ2026事業」は環境省が実施する制度で、国土交通省・経済産業省・環境省が連携する「住宅省エネ2026キャンペーン」を構成する事業のひとつです。

対象工事はガラス交換・内窓設置・外窓交換(カバー工法・はつり工法)・**ドア交換(カバー工法・はつり工法)**の6種類で、玄関ドアの交換もこの中に含まれます。

補助額は定額制で、対象製品ごとに定められた補助額の合計で決まります。住宅1戸あたりの上限は100万円です。また、1申請あたりの合計補助額が5万円以上の工事であることが対象条件になっています。

特に重要な点として、この制度は登録リフォーム事業者等を通じて申請する仕組みであり、消費者本人が直接申請することはできません。ドア交換を依頼する事業者が制度に登録しているかどうかを、見積もり段階で確認しておく必要があります。

交付申請の受付は令和8年3月30日に開始しており、財源は令和7年度補正予算(予算総額1,125億円)です。予算の上限に達し次第、受付は終了します。事務局サイトによると、**2026年8月4日時点で予算に対する申請額の割合は概算で15%**とのことです。今後の消化ペース次第で状況は変わるため、検討している場合は早めの相談をおすすめします。

東京都の制度:既存住宅における省エネ改修促進事業(令和8年度)

東京都も独自に「既存住宅における省エネ改修促進事業(令和8年度)」を実施しています。実施主体は東京都地球温暖化防止活動推進センター(クール・ネット東京)です。

対象となるのは都内の既存住宅で、令和8年4月1日以降に新たに設置する工事です。新築住宅は対象外である点に注意してください。

高断熱窓・ドアの上限額は1住戸あたり200万円(断熱防犯窓の場合は300万円)で、窓・ドアそれぞれ性能や大きさに応じた単価が設定されています。スケジュールは、事前申込が令和8年5月29日から交付申請(実績報告兼)が令和8年6月30日から令和11年3月30日までとなっています。

注意したいのは、令和8年度から実績報告の提出時に金融機関発行の証明書等(銀行振込明細等)の提出が必須になった点です。現金取引は助成対象外となるため、工事費の支払いは口座振込で行い、明細を保管しておく必要があります。

併用や23区独自の制度について

国の制度と東京都の制度、あるいは23区が独自に実施している制度との併用可否は、制度ごとにルールが異なります。本記事では一律に「併用できる/できない」とは断定できませんので、併用を検討する場合は各制度の公式サイトまたは事務局に直接ご確認ください。

23区独自の補助金制度については、当サイトのリフォーム補助金一覧で国・東京都・23区の制度を整理していますので、あわせてご確認ください。

玄関ドア交換の費用感

補助金の上限額を見ると、断熱性能を上げたドアへの交換でも費用の多くをカバーし得る構図が見えてきます。SUUMOのリフォーム費用・価格相場情報(2019年4月リフォーム実施者調査)によると、カバー工法・片開きドアの費用相場は次のとおりです(いずれも工事費込み)。

  • 断熱なし: 24万〜43万円
  • 断熱K2仕様: 32万〜45万円

断熱K2仕様のほうが費用は高くなる傾向がありますが、国・東京都いずれの制度も対象となるのは断熱性能を満たす製品です。補助額は工事内容や製品によって個別に決まるため、実際にどの程度カバーされるかは、事業者から提示される見積もりと補助金の交付決定額をあわせて確認する必要があります。

申請の流れで気をつけたいこと

補助金の活用を前提にドア交換を検討する場合、まず確認すべきは依頼先の事業者が制度の登録事業者であるかどうかです。特に国の先進的窓リノベ2026事業は事業者経由でしか申請できないため、登録事業者でなければ制度自体を利用できません。

見積もり段階で「先進的窓リノベ2026事業に登録しているか」「東京都の制度に対応できるか」を事業者に確認し、対象製品・工事内容・補助見込み額を書面で示してもらうと安心です。補助金は工事着工前の手続きが必要になる場合が多く、契約や着工のタイミングによっては対象外になることもあります。着工前に事業者と申請スケジュールをすり合わせておくと、後から「対象外だった」となるトラブルを避けやすくなります。

費用相場の全体像は当サイトの玄関ドア交換の費用相場表、補助金制度の一覧はリフォーム補助金一覧でも確認できます。複数の事業者から見積もりを取り、対応できる制度や補助見込み額を比較したうえで検討することをおすすめします。

まとめ

  • 断熱性能を満たす玄関ドアのカバー工法・はつり工法による交換は、国の先進的窓リノベ2026事業(1戸あたり上限100万円)と東京都の省エネ改修促進事業(1住戸あたり上限200万円、断熱防犯窓は300万円)の対象になり得る
  • 国の制度は登録リフォーム事業者を通じた申請のみで、消費者本人の直接申請は不可。予算に対する申請額は2026年8月4日時点で概算15%
  • 東京都の制度は令和8年4月1日以降の新設工事が対象で、令和8年度からは実績報告時に金融機関発行の証明書等の提出が必須(現金取引は対象外)
  • 費用相場はカバー工法・片開きで断熱なし24万〜43万円、断熱K2仕様32万〜45万円(工事費込み)
  • 制度の詳細要件・併用可否・最新の公募状況は、必ず各制度の公式サイトでご確認ください

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よくある質問

玄関ドアの交換なら必ず補助金の対象になりますか?

対象になり得ますが、確定ではありません。国の「先進的窓リノベ2026事業」はカバー工法・はつり工法によるドア交換で、対象製品ごとの補助額の合計が1申請あたり5万円以上であることなどが条件です。東京都の制度も性能要件や令和8年4月1日以降の設置であることが条件になります。詳細要件は必ず各事業の公式サイトでご確認ください。

国と東京都の補助金は併用できますか?

制度ごとに併用可否のルールが異なるため、本記事では断定できません。併用を検討する場合は、各制度の公式サイトまたは事務局に直接ご確認ください。

東京都以外(23区独自の制度など)はどこで確認できますか?

23区が独自に実施している補助金制度もあります。当サイトの「リフォーム補助金一覧」ページで国・東京都・23区の制度を整理していますので、あわせてご確認ください。

出典

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