適正価格の番人
フルリノベーション(戸建て)の費用相場
戸建て住宅の内装・設備・間取りを全面的に改修する工事
フルリノベーション(戸建て)の相場(全国目安)
この表の列は建物の築年数で分けています。
出典(SUUMOリフォーム)が戸建てのリノベーション費用相場を築年数別に公表しているため、この表は設備グレードではなく築年数別に整理しています。築年数が進むほど、内装や設備だけでなく構造・配管まで手を入れる範囲が広がるため金額が上がります。実際の金額はどこまで解体してつくり直すか(表層かスケルトンか)で大きく変わります。
- [1] SUUMOリフォーム費用・価格相場情報(一戸建てのリノベーション費用相場、リフォーム面積70〜120㎡程度の場合。2019年4月時点リフォーム実施者調査より) https://suumo.jp/remodel/soba/rm_renovation/ ※築20年程度までの住宅
- [2] SUUMOリフォーム費用・価格相場情報(一戸建てのリノベーション費用相場、リフォーム面積70〜120㎡程度の場合。2019年4月時点リフォーム実施者調査より) https://suumo.jp/remodel/soba/rm_renovation/ ※築20年超の住宅
フルリノベーション(戸建て)の費用の内訳
見積書は「本体価格+工事費+諸経費」に分かれているのが一般的です。 どの項目が何のための費用かを知っておくと、複数社の見積もりを同じ条件で比べられます。
- 解体・処分費
- 内装をどこまで解体するかで金額が変わります。構造躯体だけ残すスケルトンリフォームでは解体量が最も多くなります。
- 大工工事・造作費
- 間取り変更に伴う下地の組み直し、床・壁・天井の造作にかかる費用です。
- 設備の本体・設置費
- キッチン・浴室・洗面台・トイレなどの設備一式の費用です。
- 内装仕上げ費
- 床材・クロス・建具など、仕上げ材のグレードと面積で決まります。
- 性能向上工事費(任意)
- 耐震補強、断熱改修、給排水管や電気配線の引き直しなど、見た目に現れない部分の工事です。
- 諸経費・仮住まい費用
- 現場管理費のほか、工事中の仮住まいや荷物の保管が必要になる場合があります。
同じ工事でも金額が変わる理由
相場に幅があるのは、次のような条件で工事の中身そのものが変わるためです。 自分のケースがどれにあたるかを把握しておくと、見積もりの高い・安いを判断しやすくなります。
どこまで解体するか(表層かスケルトンか)
既存の間取りを活かして内装と設備を新しくする「表層リフォーム」と、構造躯体だけを残してすべてつくり直す「スケルトンリフォーム」では、解体量も工事範囲も大きく違います。当サイトの相場表に幅があるのは、この工事範囲の違いが主な理由です。
耐震・断熱をやるかどうか
耐震補強や断熱改修は仕上がりの見た目には現れませんが、工事範囲としては大きな部分を占めます。壁を開けているタイミングでしか手を入れられないため、フルリフォームと同時に判断するのが合理的です。現行の耐震基準に切り替わる前の「旧耐震基準」で建てられた住宅では、耐震診断が前提になることがあります。
間取りを変えるかどうか
木造在来工法では、抜ける壁と抜けない壁(耐力壁)があります。間取りの自由度は構造で決まるため、希望の間取りが構造上成立するかは現地調査と構造の確認を経て判断されます。
築年数と既存の状態
解体して初めて、シロアリ被害・土台の腐食・雨漏りの痕跡が見つかることがあります。この場合は補修工事が追加になります。契約前に、追加工事が発生した場合の取り扱いを確認しておくことをおすすめします。
この工事で使える可能性のある制度
フルリノベーション(戸建て)そのものを対象とする国・東京都の制度は、現時点では確認できていません。 お住まいの区市町村が独自の助成制度を設けている場合があるため、下記もあわせてご確認ください。
補助金情報の一覧を見るフルリノベーション(戸建て)に対応する会社を見る
東京の業者一覧には、公式サイトまたは区の公式名簿で実在を確認できた会社のうちフルリノベーション(戸建て)に対応する23社を掲載しています(一覧では各社の対応工事・対応エリア・確認日を そのまま確認できます)。
フルリノベーション(戸建て)のよくある質問
フルリフォームとフルリノベーションの違いは何ですか。
明確な法令上の定義はなく、事業者によって使い分けが異なります。一般には、傷んだ部分を新築時の状態に戻すことを主眼に置くのが「リフォーム」、間取りや性能まで含めて住まいをつくり替えることを「リノベーション」と呼び分けることが多い言葉です。実際の見積もりを比較するときは、呼び方ではなく「どこまで解体して、何をやり直すのか」という工事範囲で比べてください。
フルリフォームと建て替えはどちらを選ぶべきですか。
判断材料は費用だけではありません。建て替えでは既存の建物を解体して新築するため、現行の建築基準法に適合させる必要があります。敷地が接道条件を満たさない、あるいは現行基準では今と同じ広さの建物を建てられない(既存不適格)といった場合は、建て替えると建物が小さくなることがあります。一方フルリフォームでは既存の基礎・構造をそのまま使うため、その状態が判断を左右します。まず既存の建物と敷地の条件を確認したうえで比較してください。
工事中は住み続けられますか。
工事範囲によります。部分的に区切って進められる工事であれば住みながら行うこともありますが、水回りを含む全面的な工事や、構造躯体まで解体する工事では仮住まいが必要になります。仮住まいの家賃と引っ越し費用は、工事費とは別に見込んでおく必要があります。
フルリフォームの見積もりで気をつける点は何ですか。
工事範囲が事業者ごとに違うため、金額だけを並べても比較になりません。解体をどこまで行うか、耐震・断熱・給排水管の更新を含むか、仮住まい費用や設備のグレードがどの前提で入っているかをそろえたうえで比べてください。また、解体後に追加工事が発生した場合の取り扱いを契約前に確認しておくことが重要です。
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他社の見積もりも比較する
1社の金額だけで判断せず、複数社の見積もりを比較することをおすすめします。