東京でリフォームする
東京でリフォームするには — 費用相場・補助金・会社選び【2026年】
この記事は、官公庁・法令・メーカー公式情報などの一次情報と出典を確認したうえで、リフォーム相場ナビ編集部が作成・更新しています。編集方針については運営ポリシーをご覧ください。
この記事のポイント
- リフォーム実施者の費用は全体平均405.4万円・中央値210万円で、住宅タイプ別では一戸建て平均470.1万円・マンション平均316.9万円というデータがある
- 工事種別ごとの費用相場(キッチン50〜100万円、浴室100〜150万円など)を知っておくと、見積もりの目安がつかみやすい
- 東京でリフォームに使える補助金は「国の事業」「東京都の事業」「区独自の制度」の3層構造になっており、それぞれ受付状況や申請条件が異なる
- 補助金の多くは着工前の申請が原則のため、リフォームの検討を始めた段階で早めに制度を確認しておくことが重要
出典:住宅リフォーム推進協議会「2025年度 住宅リフォームに関する消費者(検討者・実施者)実態調査」|リフォーム実施者調査(n=1,175)。単一値のためマーカー表示。全体の中央値は210万円
東京でリフォームを検討し始めると、「費用はどのくらいかかるのか」「補助金は使えるのか」「どの会社に頼めばいいのか」「何から手をつければいいのか」など、調べることが一度に増えて迷いやすくなります。この記事では、それぞれのテーマを1ページで俯瞰できるように、費用相場のデータ、国・東京都・区の補助金制度、会社選びの視点、検討から着工までの進め方の順に整理しました。各テーマの詳細は、記事内のリンク先で個別に深掘りできるようにしています。
東京のリフォーム費用相場
リフォームの費用は工事範囲によって大きく変わりますが、まずは全体感をつかむために、住宅リフォーム推進協議会の実態調査データを見てみます。この調査(実施者n=1,175)によると、リフォーム実施者の費用は全体平均405.4万円・中央値210万円で、住宅タイプ別では一戸建てが平均470.1万円、マンションが平均316.9万円でした(出典: 住宅リフォーム推進協議会「2025年度 住宅リフォームに関する消費者(検討者・実施者)実態調査」)。全体平均より中央値の方が小さいのは、大規模なフルリノベーション案件が平均を押し上げているためで、水回りなど部分的な工事であれば、この金額より小さい規模で収まるケースも多いといえます。
工事種別ごとのスタンダード仕様の費用相場は、以下の通りです。
| 工事種別 | 費用相場 | 出典 |
|---|---|---|
| キッチン | 50〜100万円 | SUUMOリフォーム費用・価格相場情報 |
| 浴室(ユニットバス) | 100〜150万円 | SUUMOリフォーム費用・価格相場情報 |
| トイレ | 32〜49万円 | TOTO公式サイト リモデルライブラリー |
| 洗面所 | 31〜53万円 | TOTO公式サイト リモデルライブラリー |
| マンションフルリノベーション(60〜80㎡程度) | スタンダード600〜800万円/ハイグレード800〜2,000万円 | SUUMOリフォーム費用・価格相場情報 |
| 一戸建てリノベーション(施工面積70〜120㎡) | 1,500〜1,800万円 | SUUMOリフォーム費用・価格相場情報 |
これらはあくまで目安であり、実際の金額は建物の状態や工事範囲、選ぶ設備のグレードによって変動します。工事種別ごとの詳しい費用データはリフォーム費用相場データベースで、ご自身の物件条件に近い金額感を知りたい場合はリフォーム相場計算機であわせて確認できます。
東京で使える補助金 — 国・都・区の3層構造
東京でリフォームをする場合、活用できる可能性がある補助金は大きく「国の事業」「東京都の事業」「区独自の制度」の3層に分かれています。それぞれ対象となる工事内容や申請条件、受付期間が異なるため、リフォームの内容が決まった段階で該当しそうな制度がないか確認しておくとよいでしょう。
国の事業(全国対象)
2026年度時点で受付中の国の主な事業は、次の通りです。
- 先進的窓リノベ2026事業: 窓の断熱改修が対象で、補助上限は100万円/戸とされています(出典: 環境省 先進的窓リノベ2026事業)。
- 給湯省エネ2026事業: 高効率給湯器の導入に対する定額補助で、例えばエコキュートは基本7万円に性能加算を含めて最大10万円/台とされています(出典: 経済産業省 給湯省エネ2026事業)。
- みらいエコ住宅2026事業(リフォーム): 省エネ性能を高めるリフォームが対象で、補助上限は100万円/戸とされています(出典: 国土交通省 みらいエコ住宅2026事業(リフォーム))。
東京都の事業
東京都では「既存住宅における省エネ改修促進事業(令和8年度)」があり、上限200万円とされています。断熱材は助成対象経費の1/3、窓・ドア・浴槽は性能や大きさに応じた単価で助成される仕組みとされています(出典: 東京都 既存住宅における省エネ改修促進事業(令和8年度))。
区独自の制度(例)
23区にはそれぞれ独自のリフォーム助成制度があり、内容は区によって異なります。ここでは例として3区の制度を紹介しますが、全区を網羅したものではありません。
- 目黒区「住宅リフォーム資金助成」: 一般リフォーム工事は税抜工事費用の10%(上限10万円)、省エネリフォーム工事は20%(上限20万円)とされています(出典: 目黒区 住宅リフォーム資金助成)。
- 大田区「住宅リフォーム助成事業」: 助成対象額の10%・上限20万円とされています(出典: 大田区 住宅リフォーム助成事業)。
- 品川区「住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー住宅改修)」: 工事費用(税抜)の10%、区民は上限20万円とされています(出典: 品川区 住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー住宅改修))。
補助金は年度や受付状況によって内容が変わり、着工前の申請が原則の制度が多いのが特徴です。上記はあくまで確認時点の情報であるため、活用を検討する際は必ず各制度の公式ページと、当サイトの補助金データベースで最新の内容を確認してください。
リフォーム会社の選び方
費用相場と補助金の見通しが立ったら、次はリフォーム会社選びです。一般的に、次のような視点で比較検討することが判断材料になるといわれています。
- 相見積もりを取る: 1社だけで即決せず、複数社から見積もりを取って内容と金額を比較する
- 工事範囲を明確にする: 見積書に工事内容・使用する部材のグレード・保証内容などが具体的に書かれているかを確認する
- 実績を確認する: 依頼したい工事(水回り、フルリノベーションなど)の施工実績があるかを確認する
- 担当者とのコミュニケーション: 疑問点への説明が丁寧か、要望をきちんとヒアリングしてくれるかも重要な判断材料になる
どの会社がよいかは物件の状況や工事内容によって変わるため、まずは複数社に相談し、対応や提案内容を比較することから始めるのが基本的な流れです。会社選びの詳しい進め方はリフォーム会社を探すページで解説しています。また、そもそも「リフォーム」と「リノベーション」の違いが分からない場合は、リフォームとリノベーションの違いも参考になります。マンションにお住まいの方は、管理規約との関係を整理したマンションリフォームの基本もあわせてご確認ください。
検討から着工までの進め方
東京でリフォームを進める場合の大まかな流れは、次の通りです。
- 検討・情報収集: やりたい工事の内容を整理し、費用相場と使えそうな補助金の見通しを立てる
- 現地調査・見積もり: 複数のリフォーム会社に現地調査を依頼し、見積もりを比較する
- 契約: 工事内容・金額・スケジュール・保証内容などを確認したうえで契約する
- 補助金の申請: 対象となる補助金がある場合は、着工前の適切なタイミングで申請手続きを行う(申請期限・手順は制度ごとの公式ページで確認)
- 着工・完了: 契約内容に沿って工事が進み、完了後の確認・引き渡しを経て完了する
ここで改めて強調しておきたいのは、補助金の多くは着工前の申請が原則とされている点です。「工事を先に始めてしまってから補助金の存在を知った」というケースでは対象外になる可能性があるため、検討の初期段階から補助金の有無を確認し、申請のタイミングを工事スケジュールに組み込んでおくことが重要です。
まとめ
- リフォーム実施者の費用は全体平均405.4万円・中央値210万円というデータがあり、住宅タイプによって一戸建て平均470.1万円・マンション平均316.9万円と差がある
- 工事種別ごとの費用相場(キッチン50〜100万円、浴室100〜150万円、トイレ32〜49万円、洗面所31〜53万円など)を知っておくと予算感がつかみやすい
- 東京では国・東京都・区の3層構造で補助金制度があり、着工前の申請が原則の制度が多いため早めの確認が欠かせない
- 会社選びは相見積もり・工事範囲の明確化・実績確認が基本的な判断材料になる
それぞれのテーマをさらに詳しく知りたい方は、リフォーム費用相場データベース、リフォーム相場計算機、補助金情報、リフォーム会社を探すもあわせてご活用ください。
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東京都内のリフォーム・フルリノベーションについて、当サイトの提携先(東京のリフォーム会社)に無料で相談できます。検討を始めたばかりの段階でも歓迎です。
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よくある質問
東京でリフォームする場合、まず何から始めればいいですか?
まずは「何を・どこまで直したいか」を整理し、工事種別ごとの費用相場を把握することから始めるのがおすすめです。あわせて、国・東京都・区の補助金が使えるかどうかを早い段階で確認しておくと、予算計画が立てやすくなります。そのうえで複数のリフォーム会社に現地調査・見積もりを依頼し、比較検討する流れが一般的です。
東京のリフォーム費用は他の地域より高いのですか?
地域差を裏付ける出典のあるデータは確認できていないため、本記事では断定を避けています。当サイトで確認できているのは、工事種別ごとの全国的な費用相場(SUUMO・TOTOのデータ)と、住宅リフォーム推進協議会の実施者アンケートによる全国平均・中央値です。実際の金額は物件の状態や工事範囲、依頼する会社によって変わるため、複数社からの見積もり比較で確認することをおすすめします。
東京都と区の補助金は両方使えますか?
制度によっては国・東京都・区の補助金を併用できる場合がありますが、併用の可否や上限額は制度ごと・年度ごとに定められています。本記事で紹介した制度も含め、必ず各制度の公式ページで最新の併用条件を確認してください。
補助金の申請はいつまでにすればいいですか?
本記事で紹介した制度の多くは、着工前の申請が原則とされています。工事契約を結んでから慌てて確認するのではなく、リフォームを検討し始めた段階で対象になりそうな制度を洗い出し、申請のタイミングを工事スケジュールに組み込んでおくことが重要です。
リフォーム会社はどうやって選べばいいですか?
一般的には、1社だけで決めずに複数社から相見積もりを取ること、工事範囲や使用する部材の仕様が見積書に明記されているか確認すること、過去の施工実績を確認することなどが判断材料になります。詳しい選び方は会社選びのページで解説しています。
出典
- SUUMOリフォーム費用・価格相場情報(キッチン)
- SUUMOリフォーム費用・価格相場情報(浴室)
- SUUMOリフォーム費用・価格相場情報(フルリノベーション)
- TOTO公式サイト リモデルライブラリー(トイレリフォームの費用)
- TOTO公式サイト リモデルライブラリー(洗面所リフォームの費用)
- 住宅リフォーム推進協議会「2025年度 住宅リフォームに関する消費者(検討者・実施者)実態調査」
- 環境省 先進的窓リノベ2026事業
- 経済産業省 給湯省エネ2026事業
- 国土交通省 みらいエコ住宅2026事業(リフォーム)
- 東京都 既存住宅における省エネ改修促進事業(令和8年度)
- 目黒区 住宅リフォーム資金助成
- 大田区 住宅リフォーム助成事業
- 品川区 住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー住宅改修)
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